ヘーゲルとその批判者たち
2009年 05月 28日
ヘーゲルにわたしは、直接的な関心をもってこなかった。ショーペンハウエルは、ヘーゲルに否定的であったし、キェルケゴールも否定的であった。私自身、ヘーゲルの「論理学」を瞥見しただけで、「何だ、これは」と思ったのである。しかし、ヘーゲルに強い影響をうけたらしいベリンスキーにドストエフスキーが反発したり、マルクスも批判をしていることを考えてみるとヘーゲルの存在は大きいことは間違いあるまい。
その場合、マルクスとヘーゲルの関係をよく見定めておく必要がある。マルクスはヘーゲルを批判しているが、全部を否定しているわけではない。何を残したままかというところをよく見極める必要がある。その残したところこそ、問題なのではないか。
その場合、マルクスとヘーゲルの関係をよく見定めておく必要がある。マルクスはヘーゲルを批判しているが、全部を否定しているわけではない。何を残したままかというところをよく見極める必要がある。その残したところこそ、問題なのではないか。
by iesukirisuto
| 2009-05-28 16:22
| 評論