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 神の言葉を求めて


by iesukirisuto

宗教団体法と治安維持法

 現在の日本基督教団の状況に対応するため学びをすすめているが、一條英俊氏との対論の中で、明らかになってきたところがある。
 確かに、ドイツ的キリスト者に対応する日本的キリスト者がいた。
 ドイツでは、ヒットラーが出てきたせいが大きいが、日本では、宗教団体法と治安維持法の改悪がヒトラー台頭に対応しているのである。ドイツでは個人であるヒトラーがファシズムの推進者であったが、日本では法律がファッシズムを推進している。
 それを考えると、日本では大嘗祭・即位礼、元号法、国旗国歌法、新教育基本法といったものが、新たなファッシズム・全体主義を形成しつつあり、そのことが今度の教団総会での出来事を起こす外からの要因かもしれない。
 因みに、宗教団体法は1939年4月8日に公布された。全面的に書き直された治安維持法が公布されたのが1941年3月10日で、アメリカ攻撃のおよそ9ヶ月前だった。そして、その間に日本基督教団が成立している。

 元号法と国旗国歌法の公布された年月日を確認すること。これは、治安維持法と無関係ではない。

30分後確認。元号法が、1979年6月6日公布、新天皇即位礼が1990年11月10日、大嘗祭が11月22,23日に行われ、1999年8月13日が国旗国歌法の公布がされた。おそらく、この国旗国歌法と2002年の教団総会は無関係ではないだろう。これを証明することはまず不可能であろうが、直観的にそう思う。ヒトラーに対する忠誠宣誓と国旗国歌法。
by iesukirisuto | 2010-12-28 15:33 | 随筆